この何年間か、わたしは「リスク確率にもとづくプロジェクト価値の評価」という問題の研究を続けてきた。これは何かというと、プロジェクトを構成する各作業(アクティビティ)が、どれだけ価値に貢献しているかを計算する試みである。

プロジェクトはWBS(Work Breakdown Structure)によってアクティビティに分解し、ネットワークの形で構成することができる。それを用いて、プロジェクト全体の価値も、アクティビティ毎の貢献価値に分解する。

ただし、この計算をするときに、各アクティビティのリスク確率(=つまり仕事の『難易度』)が必要になる、というのがミソである。

難易度が高いほど、貢献は大きくなる。「基本設計」とか「調達」とか「実装」とかのアクティビティが、それぞれ幾らの貢献価値を持つか、数値で示すことができる。

同じ仕事でも、価値は、アクティビティ・ネットワーク・システムの設計に依存して変わる

タイム・コンサルタントの日誌から : 組織におけるリーダーシップと自由度のトレードオフ
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